魅力満載!クラブ見学 260130
津久田小で授業時間に行うクラブ活動(4~6年)は、スポーツ、室内ゲーム/イラスト、手芸、津久田人形、理科の6つから選択し、水曜日に月1~2回活動します。この日は、4月からクラブに参加する3年生が見学に出かけました。この日を楽しみにしていた子どもたちは、喜び勇んで各クラブの活動場所へと足を運びました。
津久田人形クラブでは、来年度も公演できるように必死のアピールが印象的でした。気合いを入れて、教室には舞台と人形が用意されていました。間もなくクラブ長が、日頃の活動や実績を述べ、3年生にアピールしました。この日は津久田人形クラブ発表会で披露した演目「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」のさわりだけ見ることができました。成長著しい人形クラブメンバーは、3年生を前に流暢な人形操作を披露しました。来年度の存続がかかり必死に部員を集める子どもたちは、3年生に人形操作体験も用意したいました。3年生は、「ぼくもやってみたいな」「私もできそうだな」と感想をつぶやいていました。
理科クラブでは、時間の関係で授業中にできない実験や色やレベルが高いダイナミックな実験を行っています。この日は、スーパーこわれにくいスーパーシャボン玉が作れる、液を調合し、3年生に披露しました。その秘訣は、水10:洗たくのり5の割合でバケツに入れてかき混ぜます。さらに洗剤を1の割合で加えて泡立てないようにゆっくりとよく混ぜました。針金には、洗剤が染み渡るように毛糸をましました。これでどうでしょう。壊れにくいシャボン玉が作れるようになりました。「粘りがあねような気がするよ」「人が瀬は入れるシャボン玉をつくりたいな」「なかなか壊れないね」といった声が聞かれました。
訪れた3年生は、早く使いたくてうずうずしています。「ぼくに貸してください」「早くやりたいよ」という声が聞こえてきます。3年生は、厚紙で作った的に向かって打ちました。「すごい威力!」「大きなシャボン玉ができたよーよ」という歓声が起きました。
試行錯誤こそ宝!電磁石キットへの挑戦 260129
5年生が電磁石の学習を行っています。この単元では、鉄しんに巻いた導線に電流を流すと鉄しんが磁化されること、電磁石のはたらきの大きさや極が電流の強さや向きによって変わることを調べます。これらの活動を通して、電流の流れているコイル(巻き線)は、磁力を発生することを学習します。
電磁石の性質を利用した身近なものにモーターがあります。今回、だれでも筒単に作ることができるコイルモーターに挑戦しました。材料は、コイルとクリップ、導線、磁石です。回すためのポイントは二つあります。まず、軸がコイルの中心を通ること。もう一つは、コイルのあしのエナメルを片側を全部はがし、もう一方を半分はがすことです。
それぞれ試行錯誤が始まりました。紙やすりがなくなる子、クリップが傾く子、コイルが回りきらない子が続出します。しばらくして、回り始めた子から、「やったぁー!」という声が聞かれました。中には、一回で回らないチームもあります。「手できっかけを与えたら回ったよ」「手順通りに作ったんだけどなぁ」「ちゃんとエナメルをはがさなかったのかなぁ」という声が聞こえてきます。最終的には、度重なるチャレンジにより、全チームが回るようになりました。完成した子は、二極モーターに挑みます。これは、整流子に当たる金具をつけるので、意外に簡単です。授業の後半、速く完成した子は、つまずいている子に支援の手をさしのべていました。
いよいよ電磁石の学習がクライマックスを迎えました。モーターで車輪を回す電磁石カーへの挑戦です。モーターができあがっていれば、車輪とゴムを取り付けるだけで完成です。ずんぐりしたボディのかわいい車です。モーターの回転をゴムが車輪に伝えます。できあがった子どもたちからは、「動いた、動いた」「レースをしよう」という声があがります。早速、1階理科室前から児童玄関までの廊下で試走させました。「ゴムが付くとモーターが回らないよ」「電池が古いのかな」「スピードが出ないね」という声が聞かれました。
今回、市販のキットを使用しました。マニュアルを読みながら組み立てていきます。特に驚いたのが二つあります。マニュアルを読めない・読まない子が増えてきたことを痛感させられました。級友の完成形を見て形だけまねる子(当然、うまくいきません)や何度何度も質問してくる子(書いてあるのに…)が気になりました。もう一つ、回路を組み立てられない・モーターが回らないのは、圧倒的に男子がに多かったです。
山椒は少人数でもぴりりとした公演 ! 260128
本年度の津久田人形クラブは5名で活動してきました。人形1体を3人で動かすので、1名足りません。でも、成果を発表する日を夢見て、練習を重ねてきました。その日が1月28日に決まってからは、練習に一段と熱が入りました。
いよいよ公演会。昼休みに、3年生以上が体育館に集まり、開演を待ちました。演目「傾城阿波の鳴門」は、歴史的な素材を扱う「時代物」の作品で、阿波徳島藩のお家騒動を描いています。全体が10段で構成されていて、「順礼歌の段」は8段目です。
「順礼歌の段」は、長年離れて暮らした母子が再開する場面を描いています。おつる(娘)から「自分を祖母に預けてどこにいるか分からない両親を探して西国巡礼している」と聞いたお弓(母)は、両親の名を尋ねます。「ととさんの…」という有名なせりふは、その問いに答えたものです。おつるは「同じ年頃の子どもが母親に、髪を結ってもらったり、抱かれて寝たりするのがうらやましい」「一人旅なので宿に泊めてもらえずに野山で寝たり、軒先で寝てたたかれたりすることもある。親がいればこんなつらい目に遭わないだろう」と語り、両親に会いたいと切々と訴えます。お弓は思わず名乗ろうとするのですが、主君のためとはいえ、盗賊として追っ手から逃れる身です。おつるを巻き込みたくないと、悩みに悩んだ末、国元へ帰るように諭しておつるを帰し、泣き崩れます。おつるの両親を恋う気持ち、お弓の我が子を思う愛情と葛藤が、胸を打ちます。
公演が始まると、会場はシーンと水を打った雰囲気になりました。開演と終演以外拍手をするタイミングを教えてもらいました。人形動きは10月よりもスムーズで、独特のニュアンスが込められているようです。級友の動きを見つめる4年生、人形の動きと音とをシンクロさせようとする6年生。事前にあらすじを教えていただいたことが功を奏して、子どもたちが舞台を見つめる目が真剣でした。水を得た魚のようにスムーズな操作を行う5人のメンバーの姿がありました。後半は、櫻座の皆さんとバトンタッチして、一息つきました。
好評のうちに終えた公演。椅子に腰掛けたメンバーの顔には、大きな仕事をやり遂げた満足感が溢れていました。
力作続々!校内書き初め展 260127
校内書き初め展が始まりました。作品は、各学年の廊下に掲示してあります。多くの皆様にご来場いただき、本日終了になりました。
1年生の題材は「くじらぐも」(国語)です。子どもたちは、手本を見ながら行や文字がずれないように慎重に書いていました。
2年生の題材は「スイミー」(国語)です。子どもたちは、上質紙に一文字一文字丁寧に書き写します。消しゴムが使えないので緊張感がいっぱいです。教室は、シーンと静まりかえっています。
3年生は、「友だち」を条幅いっぱいにのびのびと書いていました。「止め」「はらい」などを見ていると、4月から筆遣いが向上したことがよく分かりました。
4年生の「明るい心」では、最初に全体のバランスの確認と「はね」「とめ」「はらい」の練習を行いました。本番では、「明」「心」の形やバランスに気をつけていました。
5年生の「新しい風」は、全体のバランスをとるのが難しく、「風」を書くスペースが少なくなった子がいました。今回は、課題となる字や部分を何度も練習したり、一文字一文字気持ちを込めて書き上げたりしていました。
6年生は、「将来の夢」です。筆を大きく動かして、気持ちを込めて書いていました。特に、「夢」の形やバランスに気をつけて書いていました。難しい字ですが、スムーズに書き上げることができました。
「考える」ことを考えよう! 260126
6年生が国語で「『考える』とは」の読解をしていました。新しく登場した教材文で、三つの文章を読み、友達と伝え合うという活動を通して、「考える」ということに対する自分の考えを深めることがねらいになっています。三つの文章とは、
①「考えることとなやむこと」鴻上尚史(作家・演出家)
②「考えることを考え続ける」石黒浩(ロボット学者)
③「考える人の行動が世界を変える」中満泉(国際連合事務次長)
です。立場が違う有名人の皆さんが、「考える」ことを述べていて、興味深い教材です。
この日は、石黒さんの文章を読み取っていました。冒頭、アイスブレイクの意味合いで「平家物語」を群読しました。これで、活発な発言があるでしょうか?おとなしいけれど、一人ひとりがしっかりと問題に正対する6年生。やっぱりなかなか自分の考えを開陳しませんでした。でも、担任が指名すると、それぞれが自分なりの考えを持っていました。ちなみにChatGPTで要約とてみると、「私は人間らしいロボットの研究に取り組んでいる。しかし、いまだにロボットが人間のように考えることは実現できていない。人間は、考えるとは何か説明できなくても考えることができる。だから私は、考えることを説明できるまで考え続けなくてはいけない。」となりました。
今年は、教科書の提示順通りに一つずつ教材文を選び、自分の経験や文章を読んで理解したことを付加しながら読み進めていきます。そうすることで、抽象的であった「考えるとは何か」というテーマについて少しずつ自分の考えを明確化になっていくでしょう。
大空で舞え!自慢の凧 260123
「冬はつまらない」「津久田は風が強くて大変!」「冬は夏や秋と違って遊べるものがない」と思っていませんか。そんな冬を楽しむために、1年生がおもちゃを作りました。子どもたちがやってみたいと思っているおもちゃ、それは凧、風車、風輪、フリスビーなどでした。簡単な作り方を伝えた上で、工夫するポイントを示したところ、子どもたちは自分から試行錯誤しています。
長期間に及ぶ寒波が広く列島を被ったこの日。ラッキーにも、空っ風がおさまっていました。でも、凧あげには、アンラッキーです。教室では、凧の完成に向けてあと一歩という状況です。のぞいてみると、好きな動物やキャラクターをかいた凧がたくさんありました。子どもたちは、凧の胴庄骨(どうしょうぼね)をテープで補強したり、糸を結んだりする作業をしていました。糸結びは、早くできた子が遅い子を手伝っていました。そして完成。
自慢の凧を持って広い校庭で思う存分遊びます。「どうやったらたこが高くあがるかな?」「たこが下がったときに、速く走んだよ」「たこひもを長くして走ればいいよ」「たこを見て走るよ」「風が吹いてないけど…」「手を高く上げるよ」と様々な声が聞かれました。みんなトラックの内側を何往復も走って、凧をあげました。自慢の凧が風を受けて宙に舞い、子供達は大喜びです。自分に近いところに浮かばせて、ペットみたいに連れ歩く子。長く長くタコ糸を伸ばして、空高く舞い上がらせる子。なかなか高くあがらない子がいるのを見かねて、校長・教頭が降りてきました。さっそく昔取った杵柄が生きます。凧は高く高く舞い上がり始めました。
夢中になるあまり、寒さなんてどこかに吹き飛んでしまったかのようです。「わぁ!こんなにあがったよ」「ものすごくひっぱると体が浮きそうだよ」「冬も楽しいよ!」「一生懸命走ったから疲れたよ」など歓声があがっていました。
探れ!磁石の秘密 260122
3年理科では、電気に続いて磁石の学習を行いました。磁石を使って、磁石に付くものや磁石のはたらきを調べていきます。最後は、学習した磁石の性質を利用して、おもちゃづくりをしていきます。
まずは、教室や廊下・特別教室等で磁石遊びをして、気付いたことや疑問に思ったことをまとめました。子どもたちは、「金属で磁石につくものとつかないものがある」「磁石の端がくっついている」「磁石とものの間に紙を挟んでも、くっついた」「磁石を落としたら割れた」「なぜ、N極とS極があるのか」「形がちがう磁石があるのはなぜ」などを挙げました。
これを受けて、子どもたちは、磁石を持って理科室に集まりました。「理科室にある物を、磁石につく物とつかない物に仲間分けしよう」という呼びかけに、子どもたちは蜘蛛の子を散らすように動き出しました。「黒板は磁石がつくよ」「10円玉はダメだよ」「1円玉も同じ!」「アルミ缶はつかなかったよ!なぜ?」「でも、固いスチール缶はついたよ」など、いろいろなつぶやきが聞かれました。みんなのデータをまとめると、「金属全部がつくわけじゃないね」「鉄でできるいるものだけがつく」という結論が得られました。
続いて、磁石から離れたところにはたらく力を調べました。市販のキットから「ひらひらチョウチョ」を作ると、子どもたちは大喜び。チョウについたクリップから磁石をはなして、浮かせることにチャレンジしました。「磁石にくっついちゃうよ」「難しいね」「ぼくは、1分くらい浮くよ」…といった声が聞かれました。磁石とクリップの間に、下敷きを入れてみると、「見て見て!こんなにクリップがついたよ」「下敷きを4枚入れてもつくよ」「厚い本はどうかな?」「理科室の強い磁石(アルニコ磁石)なら簡単についたよ」という声が聞かれました。最後に、水を張ったバットに船に見立てた発泡スチール+クリップを浮かべました。すかさず、「先生!これでボートレースやろうよ!」という提案がありました。実際やってみると、なかなか言うことを聞きません。だんだん慣れてくると、あちこちでボートレースが始まりました。
次の時間以降も、楽しいおもちゃを作りながら磁石の秘密を探っていきます。
4年生、木版画に挑戦! 260121
4年生が彫刻刀を使って、木版画に挑戦しています。木の板(版木)を版の材料に使うのは初めてです。本格的に彫刻刀を使うのも初めてになります。今年は、自分の顔を中心に上半身を版画にします。
最初に、タブレットPCで自分自身を撮影します。恥ずかしがっている子どもたちも、撮影が済んだ子が増えると意を決しました。「シャッター押して」「上手に撮ってよ」「なかなかよく撮れたよ」という声が聞かれます。さらに、撮影した写真を木版の大きさでプリントアウトして、下絵とします。下絵を版木に乗せて、上からサインペンでなぞります。
なぞれた子から、彫りに入っていきます。彫り進める中で難しいのは、輪郭線の扱いです。輪郭線を彫る子は、線は白で表現されます。手が切れないような三角刀で絵を描くようにして進めていました。輪郭線を黒くする場合は、輪郭線を残してそのまわりを彫ることになります。そこで、4年生では下絵の段階から、大きめの図案をかいています。4年生は、掘りやすいようにやわらかい板を使用しています。それでも、①座って彫る(しゃべらずに集中して)、②姿勢は変えず、板を回しながら彫る、③刃先に自分の手がこないようにするといった約束をしました。おっと!自分の方に彫刻刀を向けて彫っているが注意されました。早速、彫刻刀で手を切る子が出ました。幸いかすり傷程度で、安心しました。
初めての彫刻刀ですが、現在進行中の版画版を見ると、太い彫や細い彫、角ばった彫や丸い彫りなど、いろいろな表現が工夫されていてました。注意深く、真剣に彫り進めていました。中には、かなり深く彫った子や輪郭線から大きくはみ出した子もいました。仕上がりがとても楽しみです。
児童会、いじめ防止子ども会議で活躍! 250120
大陸からやってきた寒波による風が吹きすさぶ中、赤北中地区いじめ防止子ども会議が行われました。津久田小から参加したのは、5・6年生の児童会4名のメンバーです。会場となった音楽室には、たくましく成長した先輩たちの姿がありました。
冒頭、赤北中の校長先生から「しっかり話し合って、いじめを予防していこう」という呼びかけがありました。
続いて、両校がいじめ防止の取り組みについて発表しました。津久田小代表は、キラキラの木、あいさつ運動、津久田タイム、ふれあい活動、人権週間等について堂々と発表しました。発表資料は、事前に子どもたちが分担して考え、それを持ち寄り練り上げたものです。
この後、小中学生の混合グループで、小中学校で共通して取り組める目標について話し合いました。津久田小代表の子たちは、先輩たちの中でちょっと心許なそうです。最初に、いじめ防止に関わるキーワードを抽出しました。「協力する」「普段から遊ぶ・話す」「仲間はずれがない」「人を傷つける言葉を使わない」など、次々に言葉が出てくるグループもありました。津久田小代表の子たちも、小声ながら発言し始めました。
続いて、キーワードからいじめ防止の方法をまとめ上げていきます。大事なことは、小学生でも実践できる文言にまとめ上げることです。「仲間はずれにせず、友だちと仲良くしよう、丁寧な言葉遣いをして、誰とでも平等に接しよう」「みんながあいさつをして、気軽に話せる学校にしていこう!」「あいさつや感謝を大切にして、笑顔が溢れる学校にしよう!、相手を思いやって言葉を使おう!」といったフレーズになりました。終始、中学生がで話し合いをリードするものの、児童会のメンバーも重要な局面でキーとなる発言をしていました。
グループでまとめ上げた目標がボードに記され、黒板に貼られました。最後は、一つに練り上げる作業です。各グループの目標は、「①あいさつ」「②相手」という共通点がありました。難産でしたが、小中学生の英知で「元気で明るいあいさつや相手を思いやった言葉や行動を心がけよう!」にまとまりました。
今後は、本日決まった行動目標や話し合われた内容を、みんなに伝えなければなりません。そして、学校でやっていくことを具体的な行動目標にして、実践していきます。
硬筆勝負! 260119
低学年は、硬筆の書き初めを行っています。書き初めは、日本の伝統的な文化に親しむことに繋がります。さらに姿勢を正し、きれいな字を書くよう心がけることは、日頃の学習規律にもよい効果をもたらしてくれます。
さて、今年の1年生の題材は、「くじらぐも」(国語)です。2学期には、元気いっぱい「天までとどけ、1、2、3!」とみんなで輪になってかけ声をかけていました。真っ青な空に向かってです。すると、「あ、くじらぐもが流れてきたよ」とつぶやいていたことを思い出します。1年教室を訪れると、シーンとした静謐な雰囲気が漲っていました。子どもたちは、正しい姿勢で、お手本をよく見ながら、マスの中にバランスよく書いていきます。書き直しをしないように、消しゴムを使わずに書くので一発勝負です。でも、やっぱり消しゴムを使ってしまいます。教室内は、水を打ったようにシーンとしています。最後まで集中して書き終えると、ホッとして満足した表情を見せてくれていました。
2年生の題材は、「スイミー」(国語)です。学校生活にも慣れてきた2年生。中には手を抜くことを覚え始める子もいると思いますが、字をていねいに書くことで、ゆるんだ気持ちを引き締めるきっかけにもなります。そんな心配も杞憂に感じられるほど、子どもたちは集中していました。上質紙に一文字一文字丁寧に書き写します。子どもたちは、手本を見ながら行や文字がずれないように慎重に書いていました。ちょっと気になったのは、消しゴムを多用していたことでしょうか。本来は、消しゴムなしの一発勝負です。もう一つ、「もうちょっと手本をじっと観察した方がよいのになぁ」と思った子もいました。
出来上がった作品は、各学年の廊下に掲示してあります。ぜひ、多くの子の作品をご覧ください。
じっくり見ることの大切さ 250116
冬ど真ん中、朝一番の体育館は冷え冷えです。そんな背筋がピーンと伸びるような会場に、3年生が緊張気味に集まってきました。書き初めは、毛筆が始まる3年生にとって初めての体験です。でも、そこは怖いもの知らず、多くの子が意気揚々と課題「友だち」に取り組みました。
おもむろに講師の須田先生が筆をとると、朱墨で課題「友だち」を書き始めました。子どもたちは、周りを囲んでいます。書きながら全体のバランス、「はね」「とめ」「はらい」の確認をしていただきました。見事な手さばきに、期せずして大きな拍手が起きました。これを受けて、書き初め大会スタートです。講師の皆様に加え、担任も巡視しながらアドバスをしています。子どもたちの「止め」「はらい」などを見ていると、筆遣いが向上したことがよく分かりました。しばらくすると、体育館のあちこちで、条幅いっぱいののびのびとした「友だち」という作品が踊っていました。でも、じっくり見ているとお手本を見ない子があまりにも多いのに驚きました。書き初めに没入する子が多いためでしょう。しっかりと対象を観察することは、すべての学習の基本です。「右側が一番長いよ」「先は細くなるよ」「やや右側にずれているな」など、頭の中でつぶやくことがいかに大切か知って欲しいです。子どもたちはテンポよく学習を進め、予定時間より早く終了しました。
校内書き初め大会の最後を飾るのは、5年生です。「新しい風」を書きました。この課題は、全体のバランスをとるのが難しく、「風」を書くスペースが少なくなりがちです。5年生は会場の寒さを気合いに変え、課題となる字や部分を何度も練習したり一文字一文字気持ちを込めて書き上げます。そのため、講師の先生方から「○○くんの作品、去年よりずっとよくなったね」と褒めらる子も続出しました。実際、5年生は3年生と逆に、お手本をじっくり眺め試行錯誤する子が多いです。それもあって、後半になるにつれ、全体のバランスを捉え美しい字が書けるようになってきました。講師の皆様から、「去年より、ずいぶん上達したね」「賞を決めるのが難しいね」という声が聞かれました。
すでに廊下に掲示されている学年もありますので、期間中にご覧ください。
筆踊る!書き初め大会スタート 260115
校内書き初め大会が始まりました。トップは4年生で「明るい心」に挑戦しました。最初に講師の須田先生が筆をとると、朱墨でお手本を書き始めました。子どもたちは、周りを囲んでいます。書きながら全体のバランス、「はね」「とめ」「はらい」の確認をしていただきました。見事な手さばきに、期せずして大きな拍手が起きました。
いよいよ本番にチャレンジです。子どもたちは、「明」「心」の形やバランスに気をつけていました。なかなか筆が進まない子には、個別に全体のバランスや「はね」「とめ」「はらい」の指導をしていただきました。時には筆の動きを見せていただき、時には子どもの手を取って筆を動かしていただきました。全体的には、暮れに行った練習でしっかりとポイントを捉えた上で書けたと思います。
できあがった作品は、丁寧に新聞紙の間に重ねていました。子どもたちは、「『心』のバランスが難しかった」「難しい字だったが、きれいに書けた。」といった感想を述べていました。
続いて6年生が体育館に現れました。課題は、現在の子どもたちの心境とリンクした「将来の夢」です。図工の紙粘土では、「未来のわたし」を創造しました。ちょっとひんやりとした体育館は、子どもたちの緊張もあって、張り詰めた雰囲気が漂っていました。先生の合図で準備を整え、一斉にかき始めました。最初の一画目は、真ん中の線より左側に書きます。また、文字の左右の組み立て方や四つの部分の組み立て方に注意します。
一通りフロアをまわると、静かに心を落ち着けて筆を動かし、自分の納得のいく字を目指していることが分かりました。実際に、ほとんどの子が筆を大きく動かして、気持ちを込めてかいていました。難しい字ですが、意外にも子ども達はスムーズにかき上げることができました。いつになくレベルが高い作品が揃った気がします。子どもたちからは、「『夢』の形やバランスに気をつけてかきました」「名前のスペースが小さくなっちゃった」「みんな上手いんで、金賞はどうかな?」といった感想が聞かれました。最後に、それぞれの自信作を手に持って、「はい、ポーズ!」
めざせ!なわとび自己ベスト 260114
冬季の体力づくりとしてなわとびを推奨しています。すでに教室では、練習の励みになわとびカードが渡されています。早速、自分はどのレベルかなと注意深く見つめる子や、「二重とびに挑戦したいな!」といった決意を新たにする子の姿が見られました。20分休み・昼休みには、校庭や体育館でなわとびをする子が増えてきました。
校内なわとび大会は、運動会・持久走大会に引き続き団対抗戦になりました。これを受けて、今年初めての体育集会では、低学年・高学年に分かれて出場種目を決めました。低学年の団対抗種目は、あやとび・交差とび・二重とび・30秒早回しになりました。一方、高学年は、後ろあやとび・二重とび、はやぶさ、30秒早回しになりました。各団が集まっている教室をのぞくと、6年生を中心に作戦を練っていました。果たして、自分が出たい種目にエントリーできたでしょうか?
20分休みと昼休みは、校庭や体育館での練習が割り振られます。なわとびの季節になって、校庭南になわとび台が鎮座するようになりました。4つのなわとび台の前は、繁盛店のような行列ができ、ものすごい活気に溢れていました。5・6年生が交通整理に汗をかくほどです。1年生も臆せずに挑戦しています。ここで練習する子たちは、さすがに前とび・後ろとび・交差とび・あやとび、各種二重など、どれも上手でした。体育館からも活気溢れる声が聞こえています。それもそのはず、指定された団が練習に励んでいまする。ところどころで、団の幹部が集まり作戦を見直する姿も見られます。また、5・6年生が、下学年の子にアドバイスする姿も見られます。これらは、団対抗戦ならではのものでしょう。
なわとびは一人でできて目標も設定しやすいので、家庭でも時間をみて練習していただきたいです。
明かりがつく物の正体は? 260113
3年生は、日常生活の中で電気を便った多くの製品に気付き、電気のおかげで便利な生活ができることを知っています。でも、実際に豆電球に明かりをつけた経験のある子は少なく、豆電球に明かりがつく仕組みはほとんどの子が知らないようでした。最近は、ミニ四駆でも遊ばないので、電気回路を作るにも一苦労です。ところが…。今年の3年生は違うのです。一般的に、電気が苦手と言われる女子も、導線のビニルをはがしたり、ターミナルを取り付けたりすることをしっかりやり遂げます。何より、キットに付いているマニュアルをしっかり読みます。これは大人でも、面倒くさいと大切な部分を読み飛ばしてしまう人が多いです。
学習は、電池・豆電球・導線を使って、「明かりがつくつなぎ方」と「明かりがつかないつなぎ方」をたくさん見つけることから始まりました。二つの回路を比較することで、乾電池の+極と-極に導線をつなぎ電気の通り道が1つの輪になっていると、豆電球に明かりがつくことが分かりました。
次に、市販のキットを使ってテスターを作りました。「最後のところ教えて」「できあがったよ」「急につかなくなったよ」「接触が悪いんだよ」という声を上げながら、テスターを作り上げました。早くキットが完成した子は、遅れている子を手伝います。遅れている子は、恥ずかしがらずにヘルプを求めます。それが実に自然な雰囲気です。
出来上がったテスターを使って、身のまわりの物が電気を通すか、通さないか調べる活動に入りました。喜び勇んで、電気を通すもの・通さないものさがしに向かいます。授業妨害をしないように、校舎内をくまなく歩きました。活動の中で、「配膳室の銀色の部分は光ったよ」「ドアノブに電気が通った」「大太鼓の周りの部分は、明かりがついたよ」「ぼくたち、ノートがいっぱいになるまで調べたよ」「銀色に光るものが電気を通したよ」という声が聞かれました。男子の何人かは、「もっと難しい物が作りたいです」と豪語していました。
仲良く過ごすための企画力・運営力が爆発! 260109
6年生が国語「みんなで楽しく過ごすためには」で、最高学年として1年生に喜んでもらう活動を提案し、実際に一緒に楽しみました。
ここでは、互いの立場や意図を明確にしながら計画的に話し合い、考えを広げたりまとめたりする力の育成を目指します。計画的に話し合うためには、話合いの内容、順序、時間配分だけではなく、意見を一つにまとめるために話し合うのか、互いの考えを広げるために話し合うのかといった話合いの目的や方向性についても検討するようにします。
6年生は、津久田タイムや運動会の団活動を通して、企画力や運営力が高まってきています。今回は、自ら企画した遊びを、分かりやすく提案できるかどうかが見物となっています。6年生が考え遊びは、偶然にも鬼ごっこ系が多くなりました。「どろけい」と「フルーツバスケット」を準備してきました。
元気のいい1年生は、体育館いっぱいに広がりました。6年生と1年の警察チームが合体して、堰を切ったように元気よく捕まえに行きます。赤帽が目印になりました。あちこちから歓声が聞こえてきました。あるところでは、1年生の挟み撃ちに遭い、捕まってしまう6年生がいました。どろけいでは、次々に牢屋に飛び込んで助けていきます。少ない鬼では防ぎきれませんでした。1年生だけで警察チームをつくりました。子どもたちは、小鳥が巣立つように、元気よく「泥棒」を捕まえに飛び出しました。
「フルーツバスケット」では、体育館中央に丸く座りました。鬼を一人決める。鬼が真ん中で「12月生まれの人」「男の子」「朝食にパンを食べてきた人」などと条件を言うと該当者は立って、席を替わらなくてはいけません。席が見つからなかった人が次の鬼になるという、実にシンプルなルールです。全員を動かしたいときには「フルーツバスケット」です。遊びの途中から、1年生は条件を選ぶのに詰まってきました。でも、固まってしまう子には、6年生が小声でヒントを言ってやる場面が見られました。一方、6年生は、条件に合致していても、隣に動くだけでなかなかオニになりません。「ズルい!」と、思わず担任が口走りました。3回オニになると、みんなの質問に答える罰ゲームがあります。該当するのは、1年生ばかりでした。
みんなで楽しく遊んで、体育館の中は終始ホットな雰囲気でした。
こんなに大きくなったよ! 260108
3学期2日目。今年度最後の発育測定が行われました。発育測定の前の保健指導は、ズバリ「睡眠の大切さ」です。
12月に行われた学校保健委員会では、津久田小の子どもたちの睡眠不足の問題を取り上げました。スバリ!「すいみんについて考えよう~ぐっすり眠って元気な毎日を~」をテーマに、児童保健・給食委員の発表とグループワークが行われました。今回は、渋川北群馬養護教諭会で作成した動画を視聴しました。各学年とも切り口が異なった力作でした。共通しているのは、しっかり睡眠をとるということです。そのためには、床に入る直前までケータイやゲームに縛られていてはダメです。高学年では、1日の生活パターンを見直しました。宿題をなるべく早く済ませ、メディアからも早く離れることが大切でした。
発育測定は、半袖・短パンになって、半袖・短パンになり、髪が長い子は結んでいます。ある高学年の子は、冬休みの不摂生がたたって太り気味の様子。体重を測定するのにハラハラしていました。全員が測定前には、自分の名前を言いました。最後は、「ありがとうございました」と言えました。中には、「身長は言ってください。体重は言わないで!」という声が圧倒的。「前回より大きくなったよ」と喜んだ子もいました。
「言葉の力」って信じられる? 260107
3学期が始まり、津久田小に元気な顔が戻ってきました。学校で勉強できる日を数えると51日しかありません。6年生では、これから「卒業までの日数」をカウントする日めくりができるでしょうか。 卒業式を迎えるまで、例えば、① 友達と仲よくして、楽しく毎日を過ごす、 ②小学校で学習することはしっかり身に付ける、③ お世話になった学校をピカピカにするなど、具体的な目標を立てて一日一日を大切に過ごしてほしいです。そして、25人全員が津久田小学校で学んでよかったと言えるよう楽しい想い出をたくさんつくって卒業してもらいたいです。他の学年の子どもたちにとっても、短いからこそ一日一日を大切に過ごすことが求められます。
始業式は、体育館で行われました。冒頭の校歌はどうだったでしょう。終業式の時は吹割の滝のようにダイナミックでした。でも、今日は残念。やや正月ぼけで、狭い部屋で歌っているように聞こえました。ただ、幸い1・2年生も歌詞を覚えてきてます。
次に、1年・3年・5年生の代表が3学期をどう過ごすか作文で発表しました。特に、校内書き初め大会やなわとび測定会への挑戦への挑戦意欲が横溢していました。また、特定の教科でのがんばり、忘れ物に注意、授業への積極的な取り組み、なわとびを通した体力づくりの取り組み、進級への意気込みなどにも触れていました。
続いて校長は、「午年」について触れました。「午(馬)」は、まっすぐに挑戦する力や仲間と協力する力の象徴だそうです。3学期は学習のまとめの時期、宿題も一定量出るでしょう。また、なわとび大会や6年生を送る会では、一定期間目標に向かって精進しなければなりません。ぜひ、「午(馬)」のパワーを活用していきたいです。もうひとつ、古代から存在した「言葉に宿る不思議な力」=「言霊(ことだま)」について触れました。言葉には目に見えない力が宿り、それが心に大きな影響を与えると言われています。ポジティブな言葉は相手に安心感や勇気を与え、ネガティブな言葉は不安や距離感を生むことがあります。例えば、「ありがとう」という一言は、相手との信頼関係を育むきっかけになり得ます。この背後には、言霊が持つ力が働いていると考えることもできるでしょう。津久田小でも、軽く言った言葉が級友を傷つけることがありました。今回は、金子みすゞさんが作った「こだまでしょうか」という詩を紹介しました。「こだま」は、声や音が、山や谷などにあたってはね返ってくることです。「山びこ」といえばわかる人もいるかもしれません。たった一言で、人の心は傷つきます。たった一言で、人は微笑んだり笑顔になったりします。自分がやさしく話しかければ、きっと相手も、おだやかに答えを返してくれます。言葉は、人から人へ「こだま」するようなものです。「こだまでしょうか」は言葉の使い方について考えさせられる詩でした。3学期には、言語環境の改善にも力を入れていきます。