2018/11/26 全国野生生物保護実績発表大会林野庁長官賞
ヒメギフチョウの保護活動は、昨年度より南雲小学校から引き継ぎ、学校・家庭・地域・行政・専門家の五者連携による取組です。平成7年から継続されていて、今年で24年目になります。昨年は、渋川市民教育の日「しぶかわ市民まなびの日」に市民会館において、津久田小の児童が劇とスライドで活動の紹介しました。この取組を『ヒメギフチョウとの絆を大切にする地域の学校を目指して』のタイトルで、全国野生生物保護実績発表大会で発表して参りました。東京霞ヶ関の環境省庁舎の講堂に、全国の小中高等から選ばれた10団体が集まりました。環境副大臣のあいさつで始まった開会式終了後、一番目の発表が津久田小でした。参加した代表児童4名は、大舞台にもかかわらず、本番での発表はすばらしく、全国本大会一番手の発表者としての使命をしっかりと果たすことができました。審査の結果は、林野庁長官賞(環境大臣賞、文部科学大臣賞に次ぐ賞)をいただくことができました。関係各位のご支援ご協力の賜です。心より感謝申し上げます。
大会発表の様子
賞状の授与
表彰状
敷島駅で報告
2018/10/15 看板づくり・看板立て
年間を通して総合の時間に「ヒメギフチョウ博士になろう!」の目標にむかって、保護活動を継続している4年生が、モロコシ山に保護看板を立てました。長年にわたって学校で講師としてお世話になった服部國士さん(赤城姫を守る集まり)が、先日お亡くなりになり、児童達はお礼の気持ちも込めて看板づくりに熱心に取り組んできました。二人組で作り上げた看板を登山道の見えやすいところに設置しました。
2018/10/14 モロコシ山の下草刈り
ヒメギフチョウの保護活動は、五者(学校・保護者・地域・専門家・行政)連携の価値の高いものです。とりわけ、生息地の環境整備として毎秋に行われる「モロコシ山の下草刈り」(南雲の里クラブ主催)には、多くのボランティアが参加しています。4年生の代表が看板の紹介もしました。保護者の有志が作ってくれた豚汁は絶品でした。ありがとうございました。
2018/06/08 幼虫観察会
自然観察会からひと月が経って、ヒメギフチョウの幼虫を4年生が観察しました。
児童が見つけた卵から幼虫になってウスバサイシンの葉を食べていたヒメギフチョウが見つかりました。多くの発見があった観察会になりました。
2018/05/08 ヒメギフチョウ保護活動・自然観察会(モロコシ山周辺)
昨年の観察会の天候とは対照的で、この日は朝まで降り続いた雨上がりの霧の中でのスタートでした。講師の方々(9名)と自然保護課の職員(1名)のご協力のおかげで、充実したモロコシ山での自然観察ができました。ヒメギフチョウが舞っている様子を見ることはできませんでしたが、カラマツ林と雑木林の違い、リスやネズミが食べたクルミのかけらなど、児童たちは興味や関心をもって体験的に学びました。6年生はドングリ苗を植えるなど多くの児童がヒメギフチョウが生き続けられる自然環境に目を向けられたことは、さすがは保護活動をしている津久田小の児童たちだなと感心しました。
2018/04/24 自然観察会の事前学習会
有意義な観察会にするために、5校時に3・4年生、6校時に5.6年生が勉強会を行いました。
【師:(服部國士さん・須田昭司さん】