初々しい調理実習 250430
5年生の家庭科の授業で「青菜をゆでる」調理実習が行われました。5年生にとって、食材を使っての実習は初めてで、みんな楽しみにしていました。お茶を沸かす学習はしましたが、包丁やまな板、さいばし、ボウルなど調理器具を本格的に使ったのは初めてです。
今回は、ほうれん草を「ゆでる」調理の仕方と包丁の使い方です。調理実習で、初めて包丁を使ったので、子供たちは少し緊張ぎみでした。ほうれん草は扱いやすいですが、ゆでる時間は大切です。沸騰したら、さっとゆでて、水に浸して、絞っていました。「これって沸騰しるの?」「もう、入れてもいいですか」「下から入れるんだよ」「色が変わるのを見るんだよ」鍋の中の青菜を見ながら、「もう、葉っぱの方も入れていいかなぁ」「もう、水にとっていいかなぁ」などといった声が聞かれました。
ゆで上がったら包丁で切って、おひたしにします。子どもたちは、包丁を使うのもドキドキです。初めて使う子はおっかなびっくりに、前に押しながら切っていました。根の方を切りすぎ、「これ、もったないよ」と言われた子もいました。
完成したおひたしは小皿に盛って、出汁醤油をかけました。「シャキシャキしておいしい」「ゆでると柔らかくなるね」「醤油が美味しいよ」「家で作ってあげたいな」「(いつも給食が多めの子)ぼく少なめで…」という声の中、美味しくいただきました。
あいさつ運動開始! 250428
「おはようございます」と、児童玄関前でさわやかなあいさつの声が飛び交います。大きな声であいさつをすると、多くの場合明るいあいさつが返ってきます。中には、まだ眠そうな子もいます。通年性になった児童会組織が固まり、代表委員と専門委員会委員長によるあいさつ運動が始まっています。今回がはじめての4年生のメンバーは、ちょっと恥ずかしそうです。
児童会では「花と笑顔と元気いっぱいの津久田小」づくりの活動に取り組み始めました。あいさつ運動はその一貫です。かたわらで担当教員がアドバイスをしていました。
明るいあいさつが交わされると、学校生活が楽しくなり人間関係も良好になります。これからも、児童会を中心にあいさつ運動を盛り上げ、「笑顔と元気いっぱい」の学校にしていきます。今年から児童会担当の教員だけでなく、おおくの教員があいさつ運動を盛り上げます。津久田タイムや運動会の団活動、さらに150周年記念事業など、児童会や5・6年生が活躍する場がますます増えそうです。
探れ!物の燃え方 250427
6年生は理科で「ものの燃え方」について学習しています。ろうそくは、集気びんをかぶせると、火が消えてしまいます。そこで、みんなで、ろうそくの火を燃やし続ける方法を考えました。子どもたちの予想は、「ふたをしめない」「燃やし続けられる物質を入れる」などが出されました。その後の話し合いの中では、空気の通り道を作ることがよいという考えに至りました。この仮説を確かめるために、ペットボトルを使った手作り燃焼実験器を作りました。ペットボトルは底を平らに切り取り、直径1cm大の空気穴を開けます。どこに開ければ長く燃え続けるのかは、グループの工夫です。下に同じ高さで穴があるグループ、上下に穴を開けたグループ、穴の代わりにふたをとったグループもいました。
続いて、物が燃えた後には、空気の組成も変わっているんじゃないかという仮説を立てました。「酸素」「二酸化炭素」「窒素」は、ここで初めて登場します。子どもたちは、それぞれの気体のボンベから水上置換で、集気瓶に気体を集めました。火をつけたろうそくを集気瓶の中に入れると、顕著な変化が見られました。「二酸化炭素の中に入れると、一瞬で火が消えたよ」「酸素の中で燃やすと、すごい明るいよ」といった歓声が聞かれました。
では、実際に酸素や二酸化炭素の組成(比率)は変化したのか?新兵器「気体検知管」を入れてみると、「酸素が17%になったよ」「二酸化炭素はが3%に増えたなったよ」「300倍だよね」という声が聞かれました。子どもたちは6年生になって、実験のスキルがしっかりと身についてきたようです。
酸素が十分にない環境で物がどう燃えるかも確かめました。空き缶の中に割りばし、ダンボール、布、枯れ葉、松ぼっくりなどを入れてコンロで加熱しました。「くさい、くさい」「バーベキューのにおい」という声があちこちから聞こえてきます。そのうち覆ったアルミ箔の穴から、勢いよく煙が出てきました。火のついたマッチを近づけると、「おもしろい、煙が燃えるよ」「何度近づけても、燃えるよ」という歓声が聞かれました。煙が出なくなった後、アルミ箔をはずすと、立派な炭が出てきました。
スタート!ヒメギフチョウの学習 250425
ヒメギフチョウは準絶滅危惧種であり、群馬県では赤城山にしか生息しません。そんなヒメギフチョウについて、津久田小学校では、4年生が総合的な学習の時間で扱っています。年間を通して知識を得る時間や観察する時間、保護活動を行う時間が割り当てられています。今年は、子どもたちがどんな実践をするのか楽しみです。
本日は、須田昭司さん・長谷川さんを講師に、3・4年生へ向けてヒメギフチョウについての学習会が行われました。3年生でモンシロチョウを勉強した4年生にとっては、待ってましたといった感じです。3年生は、モロコシ山に植えるミズナラの木を管理していきます。
最初に、須田さんからヒメギフチョウの名前の由来、その分布状況について説明していただきました。さらに赤城山のヒメギフチョウの特徴では、他の場所のヒメギフチョウより大きくて赤い部分が多いと教えていただきました。なるほど、写真で見るととってもきれいです。ヒメギフチョウの標本が提示されたときには、教室中で「うぉ~!」歓声があがりました。次に、長谷川さんから卵から幼虫・さなぎ・成虫までのヒメギフチョウの一生について教えていただきました。それによれば、1頭のメスから100個前後の卵を産んでいのですが、ここ最近は年間1,000個程度しか卵が見つかまりませんでした。経年変化のグラフからも、ヒメギフチョウが減少していることが分かりました。原因として炭焼きが行われなくなり、山が荒れ放題になったことがあげられます。さらに、幼虫のえさであるウスバサイシンの葉に日光が当たりすぎて固くなっています。これでは、えさも少なくなりますね。講師の質問には、会場から一斉に手が挙がりました。3年生も負けてはいませんでした。
最後に、チョウの秘蔵コレクションを見せていただきました。これから、子どもたちがヒメギフチョウを増やすための作戦を実行していきます。黄金週間明けには、幼虫観察会に出かけます。
この日のために、子どもたちは素早くメモをとる練習をしてきました。その成果か、話を聞きながら、A4裏表びっしりメモをとった女子がいました。
集え!図書室、目指せ!多読賞 250424
昨年の5月1か月間の平均読書冊数は、小学生13.8冊、中学生4.1冊、高校生は1.7冊でした。(全国学校図書館協議会による調査)これは、多いですか?少ないですか?津久田っ子は、どうでしょう?ここ数年の津久田小学校評価では、「家庭で読書する習慣がある」が低迷しています。毎年行われる多読賞の表彰者数は、学年が上がるにつれて激減しています。これを反映するように、教科書や検索したwebページ、発表原稿等がしっかり読めない子が増えています。当然、国語の読解、算数の文章題の出来映えにかなり大きな影響がでています。先日の学力テストでは、読むのが面倒で空欄が連続という子も見受けられました。
ご家庭では、動画視聴やゲームの時間が活字に触れる時間の数倍になっていませんか?お父さん・お母さんも、ついスマホになっていないでしょうか。
小学生が読書をすることは、次のような効果があるといわれています。
①集中力が身に着く ②好奇心が育つ・知識がつく ③文章問題に強くなる ④豊かな情緒・想像力の発達 ⑤選択肢が広がる ⑥語彙力の向上・コミュニケーション能力の向上
今週、1年生が初めて図書室を利用しました。おとなしく机の前に座った子どもたちは、図書事務職員の話を聞きました。本の借り方・返し方、図書室でのマナー、おすすめの本などを分かりやすく説明していました。本を借りる気満々の子どもたちは、話が終わるやいなや書棚に殺到しました。「これ読みたいな」「お姉ちゃんに聞いたもん」といった声が聞かれます。本が見つかった子は、カウンターの前に並びました。
雨の日の20分休みに図書室へ行ってみました。外で遊べないこともあり、図書バッグを持った子で熱気ムンムンです。「続きの本を借りに来ました。」「今日も図鑑を借りました」という子もいます。
本年度から、木・金の朝は読書タイムです。1年生の教室では、脇目も振らずに借りた本を読んでいる子が多かったです。読み終わった子は、級友と交換していました。
避難場所を確認せよ! 250423
朝行事で、災害時の基本となる避難場所の確認を行いました。残念ながら、あいにくの雨模様のため、避難場所を体育館としました。
放送が入ると、子どもたちは体育帽子をかぶり、無言で教室を後にしました。理科室から火災が発生したという設定です。この訓練はスピードが大切ではありません。あくまでも避難経路と避難場所をしっかりと把握することです。
1・2年生は、体育帽子を赤にして教室を出てきました。3・4年生はゆっくり確認しながら、集合場所へ向かいました。子どもたちは、はじめて並ぶ1年生を温かく迎え入れました。
短時間で集合し、災害発生時の避難場所の確認ができました。この場では、校長や安全主任から子どもたちへ「この場所をしっかり覚えておこう」、「おはしも」確認後、「放送をしっかり聞いて行動しよう」という話がありました。
災害はいつ発生するかわかりません。安全に身を守れるよう、今年度も引き渡し訓練、事前予告なしの火災想定の避難訓練、事後指導・研修を大切にした不審者想定の避難訓練を実施します。
はじめての体育集会 250422
突き抜けそうな青空の下、はじめての体育集会が行われました。
最初は、整列する位置の確認です。基本は、各学年とも6年生に合わせます。赤い体育帽の1年生は、とにかく一苦労。前と横を合わせるのに、多く教員が支援に赴きます。「ずっと覚えておいてね」と声をかけても、何のことか分からない様子です。さらに、服装や態度についての確認も行いました。
この日のメインは、全校での「ふえおに」です。懲り遊びは、おにが増えるとハラハラどきどき。最後まで逃げ切れるのは誰でしょう?異年齢でも楽しめる、シンプルおにごっこを少しアレンジした遊びです。
まず、朝礼台前にいる赤帽をかぶった体育委員がおにです。おにが決まると、多くの子どもたちが蜘蛛の子を散らすように、歓声を上げながらに右往左往しはじめました。教員の後ろに隠れる子もいました。目の色を変えながら、体育委員のおにたちが走り始めます。間もなく至る所で局地戦が勃発し、おにが増殖始めました。よく目をこらすと、低学年の子たちは真っ直ぐ逃げていきます。高学年になると、緩急をつけたり、カーブや方向転換を入れておにをかわしていました。
やっぱり全校での遊びは、ダイナミックです。多くの子からは満足そうな笑みが見られました。今年も、昼休みに体育委員が全校遊びを企画しているようです。
ウェルカム!1年生 250421
1年生と仲良くなる会が盛大に行われました。
盛大な拍手の中、6年生のお兄さんお姉さんに手を引かれて、1年生が入場してきました。企画したのは先日船出した新児童会、花道を作るのは5年生です。後輩ができる2年生も、この日が楽しみでした。
緊張気味に椅子に座った1年生。最初は、名刺代わりの自己紹介です。児童会が一人ひとりにマイクを渡していきます。1年生は、自分の名前と好きなものを発表していきました。恥ずかしそうな子、予定した内容を途中で忘れた子、ストーンとスムーズに言えた子など様々でした。会場からは、その都度温かい拍手が起こりました。
ここで、6年女子が児童代表として歓迎の言葉を述べました。「いろいろなことを一緒にやっていきましょう」の声に、1年生は「はい!」と元気のいい返事を返しました。
その後、6年生から手作りの校歌の歌詞カードをプレゼント。見せてもらうと、楽しい・かわいいイラストがいっぱいでした。カードを手にした1年生の前で、在校生が校歌を歌います。早速、開いて口ずさむ1年生の姿も見られました。心を込めた校歌は、1年生にビンビン響いていました。
お待ちかねのジャンケン列車は、体育館全面を使って行われました。ルールは、ジャンケンをして負けた子が後ろについて列車をつくります。その後、次々にジャンケンをして、最後は全校で長い長い列車になります。このシンプルなルールに1年生も、在校生も大興奮。まさに興奮のるつぼと化した。上から見ると、あるときは列車が奇妙な花のように、またあるときは花火のように見えました。最後は、2年生女子(ラッキーガール)がチャンピオン(列車の先頭)になりました。
この会を通して、1年生は名実ともに津久田小の一員になりました。朝教室をのぞいてみると、今日も校歌を歌っていました。そのうち全員が校歌を歌えるようになるでしょう。
モア・コンパクト!PTA総会 250419
季節外れの気温上昇の中、学習参観後に行われたPTA総会にも、8割以上の皆様に出席していただきました。小規模校のメリットを生かして、体育館でコンパクトに開催です。もちろん、議案書を事前配布させていただき、「時間もコンパクトに」を心がけました。
総会は、新会長進行のもとに議事が順調に進み、事業計画案・予算案ともに無事承認されました。4つの専門部が統合して2つになったこともしっかりと根付きました。本年度から、陸上や駅伝の大会の出場選手に送迎も含めた保険をかけることになりました。9月に行われる奉仕活動・資源ゴミの回収、よろしくお願いいたします。
昨年度に引き続いて、PTA会費一人あたりの金額が異なります。これらは、総会の中で昇任していただきました。5月8日に集金をさせていただきます。4,800円か3,800円となります。※3,800円は昨年度返金を受けていない家庭
最後に、PTA新本部役員と教職員の紹介がありました。
総会後、懇談会が行われました。懸案の親子行事については、全学年とも具体的な案が出そろいました。昨年度に引き続き、楽しく意義深い活動が計画されました。ちなみに親子行事助成は、330円になりました。
盛況!学習参観 250418
令和7年度最初の学習参観が行われ、多くの皆様に実際の授業を見ていただきました。
1年生は国語で、「こんなものみつけたよ」の発表と「ひらがなのれんしゅう」を行いました。子どもたちは、校内で見つけたものを思い出して、紹介したいことを考えながら絵に描きました。保健室の薬品、理科室の骸骨、図書室の大量の書籍、緑色に濁ったプールなど…。この日は、絵に描いたことを発表の話型に入れて発表しました。1年生なりの視点で捉えた不思議なことと、驚いたこと、きれいだったこと、挑戦したいことは新鮮でした。今回の学習は、生活科の学校探検とも関わっています。
後半の「ひらがなのれんしゅう」で「え」の書き方について学習していました。4つに仕切られたマス目のどの位置から始めて、どの部屋を通って書くのかを学ぶことで、正しい筆順で整った文字を書く力を身に付けます。鉛筆を握る力も弱い1年生にとっては、文字を書くことも大変な活動です。子どもたちは、手で宙になぞって、後ろで見ているお父さん・お母さんに活躍する姿を見せていました。わが子の学習を見かねたお父さん・お母さんは、今にも近くまで来て叱咤激励しそうでした。
2年生も国語で、まどみちおさんの詩「はながさいた」の音読に挑戦しました。事前に、教科書を手がかりに春に関わる言葉から想像したことを話したり、自分たちで探したりしてきました。今回読んでみて「はひふへ ほほほ」と「ほへふひ ははは」でつっかえる子が多いようです。また、「はながさいて みないひといない」の意味が難しそうでした。最後は、板書が消えても、感情を込めてみんなで音読していました。全員のパワーで暗唱し合った瞬間、大きな達成感から歓声が起きました。
3年生は担任が得意な外国語活動で、「友だちとあいさつをしよう」です。情報ボードでは、世界の国々の国旗とあいさつを動画で学びました。新しい国が登場する度に、聞き覚えがあるあいさつをつぶやいていました。後半は、全員で名刺交換を含むあいさつの実践を行いました。①はじめのあいさつ Hello / Hi ②自己紹介 I'm △△. ③さいごのあいさつ Goodbye / See you と段階を踏んでいきます。活動が始まると、子どもたちは生き生きとしたあいさつを行っていました。
4年生は、日本全国の都道府県の位置を地図帳と照らし合わせながら学習していました。さらに大きな地方の区分けも合わせてクイズも扱っていました。かつては、プリントで鬼のように暗記させられた経験もあおりだと思います。令和の学習では、インタラクティブにタプレッPCを思う存分活用していました。
令和の授業では、話し合いを通して学習内容を学び取ることが大道となっています。その意味では、5・6年生の授業は話し合いを有効に活用していました。(TVのクイズ番組を模した授業は古すぎる)5年生は、「学級力アンケート」の結果を基に、ありたい学級の姿に近づくためにの方策を考えました。まず現状の姿を知らなければなりません。事前に「学級力アンケート」を行い、その結果で学級の現状の診断する試みです。ちなみに「学級力アンケート」は、全国で多くの学校が使用して定評があります。後半は、グループで診断結果を分析して、「これから学級に必要な力」を考えました。話し合いは時間と共にヒートアップ!お父さん・お母さんの前で猫ををかぶっていた子どもたちの化けの皮が剝がれてきました。本来の陽気さ・活力・創発性が発揮され始めました。最後は、「役割」「尊重」など重要なワードが続々と出ました。
昔から、「人間の顔が職業の選択に何か影響を及ぼすのか?それとも職業が人の顔につきなんらかの影響を及ぼすのか?」という課題がありました。この日の6年生は、「この人だれかな?」を行い、イラスト中の人物の職業当てに挑戦しました。ねらいは、選択した理由を考えて、人に伝えることです。最初に、情報ボードに怪しい集団のイラストが提示されました。それぞれの人物の職業は、警察官、運転手、大学教授、芸術家、記者の中のようです。子どもたちは、グループになって喧々諤々と議論したいところですが、なかなか大きな声が出ません。でも、だれでも自分なりの答えが出せる課題のおもしろさに感化され、おもしろい考えや傾聴に値する考えが出始めました。子どもたちは、「運転しやすい服装かな」「メガネや服装が真面目そう」「普通じゃない独特の服装」「身体が頑丈そう」などの根拠が出ました。ともすれば人をステレオタイプでとらえるような危ない点もありますが、これはこれでありではないでしょうか。
越えろ!自分の限界 250417
「心身ともに健康な児童の育成」の育成を目指して4年生~6年生の放課後の陸上練習が始まりました。津久田小では、年間を通して陸上・水泳・マラソンと練習が続きます。火曜・木曜の練習は15:40~16:30とは短いので、明確な目標をもって参加して欲しいです。
まずは、久方ぶりのウォーミングアップ。全員で緊張感を持ちながら、腿上げやダッシュを繰り返しました。新4年生から6年生までが一緒に体を動かすのは新鮮な光景です。6年生も昨年度とは見違えるほどの参加率となっています。
この日は時間の関係で、走り幅跳び、走り高跳び、ハードルの3種目で記録をとることになりました。校庭南の砂場では、砂場を練習レーンと本番レーンに二分して走り幅跳びを行いました。次々と走ってくる選手は、それぞれ目標を自覚しているようです。「やったぁ!3m越えたよ」「残念!尻餅ついちゃった」「踏み切り板のかなり後ろから跳んでたよ」といった声が聞かれました。4m近く跳ぶ男子もいました。でも、全体的にまだまだスピードが足りないようです。最後の歩幅が広すぎる選手もいます。
体育館では、走り高跳びがセットされていました。恐怖心が減退するようにゴムひもを飛び越す工夫がされていました。それでも、ゴム紐の前で止まってしまう選手や踏み切り足が逆の子がかなりいました。もちろん最初からかなり余裕で飛び越える子も多いです。 バードル走は、初心者には難しいです。ハードルを飛び越えることに集中しすぎて、走り高跳びのようになってしまいます。スピードを犠牲にしています。これから正しい跳び方を理解して、記録をうなぎ登りにあげてもらいたいです。
練習の最後には、臨時にチーム編成してリレーを楽しみました。4年生~6年生、走力も様々です。それでも何度もトラックを回り、選手たちは荒い息をしていました。
5月11日に行われる春の陸上大会へ照準を向け、自分の目標決めてがんばっていきます。
新児童会の船出 250416
津久田小の委員会は、児童会本部、図書、体育、放送、環境、給食・保健の6つです。昨年度から、先週の水曜の委員会で決まった内容や全校児童へのお願いを発表しました。
最初に、4年生以上の学級委員が前に出て、それぞれの意気込みや心がけることを発表しました。6年生は、二人とも女子になりました。さすが各学級の代表です。しっかりと要点を述べていました。
続いて、各委員会からのお知らせがありました。新しく委員長になった6年生は、それぞれの委員会の仕事内容、お願いしたいこと、意気込みなどを簡潔に紹介しました。今年はすごい!全員が紙を見ないで自分の言葉で述べていました。原稿を読むのとは、説得力が格段に違いました。4・5年生も見習いたいものです。短い時間で、説得力がある内容を作り上げたのはさすがです。もちろんしっかりリハーサルも行った結果です。人前での発表は表現力を鍛えるよい機会になっています。それともう一つ、1年生の聞く姿勢がここ何年かで最も素晴らしいです。
最後に、学級委員会(児童会本部)が力を入れている「あすなろ運動」「キラキラの木」について説明しました。子どもたちは、気持ちのよいあいさつを交わす、スリッパをしっかりそろえる、集会ではしっかりと並ぶ、廊下を走らないなどをスクリーンに投影しながら説明していました。説明の締めには、学級委員全員が前に出てきて、プラカードを順に裏返しました。すると、「あすなろ」と言う文字が飛び出しました。なかなかニクい演出でした。さらに、児童玄関先の廊下に掲示された「キラキラの木」では、実際よりずっと大きな花を携えて説明しました。花には、学校生活の中で見つけた「キラキラ光った子どもの姿」が記述されます。これからキラキラした姿が満開になっていくことでしょう。
願いは安全!通学班会議 250415
通学班会議が行われ、各班のメンバー、登校時の約束、通学路の確認を行いました。昨年度末に班長に配布された時計は、有効活用されているでしょうか。新しい通学班では、地区を跨ぐことになった子、通学路が一部変わった班もありました。班長が4年生のところもあります。通学バスは、引き続き津久田・赤城北線(深山)、同(芳ケ沢)、棚下の3路線です。
会議が始まる前には、班長が1年生を教室まで迎えに行きました。体育館には、大所帯の津久田2区の子が集まっていました。バス通学の子どもたちは、新装なった学習室(旧パソコン室)、津久田4区は家庭科室に集まりました。最も大人数な津久田2区は体育館です。会場を回ってみると、新しい顔ぶれの班長と新1年生の加入により、フレッシュな風が吹いていました。
この日は、新しい班の約束や集合場所魔確認、危険箇所がなかったかどうか話し合い、担当の教員が指導を行いました。各班とも、次のようなことが確認されました。
①待っているときや歩行中は、ふざけたり騒いだりしない。
②右側通行、横断歩道の渡り方等、交通ルールをしっかり守る。
③班長は先頭、副班長は一番後ろにつき、安全に登校する。
④登校途中は、地域や交通指導の人にしっかり挨拶する。
⑤スクールバス利用者は、バスの約束を守る。
不思議な模様に酔え! 250414
4年図工「絵の具手でゆめもう」では、いつものように絵の具を筆でぬるのではなく、いろいろな道具を使ってぬってみました。すると摩訶不思議、思いもよせない模様や形が現れて、まさに夢もよう!驚きの連続でした。「この模様は、羽にしようかな」「楽しく遊んでいるところを表そう」と、いろいろな模様を見ながら、想像をふくらませ表現していました。ちなみに、こんな技法があります。
①ドリッピング…多めの水でといた絵の具を筆に含ませ、紙の上から絵の具をたらします。
②スパッタリング…網の上でブラシを使い、濃いめの細かい絵の具の粒を作ります。
③吹き流し…多めの水でといた絵の具を紙につけ、ストローなどで吹いて模様をつくります。
④デカルコマニー…紙を半分に折って開き、半面に絵の具をつけて紙を閉じます。手で紙を押さえてから紙を開くと、模様ができます。
⑤にじみ…紙に筆で水をぬっておき、そこに絵の具をつけてにじませます。
机間巡視していると、「先生、見て見て!不思議な形だよ」「カラフルな蝶になったよ」「この辺、素敵でしょ」と声をかけてきます。「何に見えるかな?」と問う子ども。それに対して、「鳥かね」「大きな木みたいだな」と答えが返ってきました。宇宙の様子を想像している子。海の中の生き物を作っている子。青い絵の具が微妙に広がってフラクタルな雲ができた子。
いろいろな技法を使って世界で一枚=オンリーワンのすてきな模様が出来上がっています。どの子も、時間いっぱい楽しそうに作っていました。
1年生、はじめての給食 250411
待望の1年生の給食が始まりました。下校指導でも、「給食が楽しみ」と言う子が多かったです。本日のメニューは、麦ごはん・牛乳・だいこんサラダ・ポークカレーの定番メニューが並びました。早く配膳ができるという意味でも、最高のメニューと言えます。「1年生はじめての給食は、スプーンで食べやすいカレーライスにしました。東部調理場のカレーは「乳・鶏卵・小麦」不使用でアレルギーを持つ児童、生徒に配慮しています。」とは、調理場の弁です。
みんなでよく手を洗って給食の準備に入ります。今まで、最初は担任ともう一人の教員が配膳を行っていました。でも、今年は子どもたちが協力してご飯やおかずを盛りつけていました。ご飯やカレーを同じ量で上手に盛りつけています。「上手だね」と声をかけると、うれしそうでした。担任の合図で、たちまちお盆を持った子どもたちの列ができます。
配膳完了後、担任がお皿やスープ椀、牛乳などの置く場所、食べ方について指導を行いました。ちょっと左右が怪しい子もいましたが、おおむね上手に揃いました。
「いただきます」の後は、もりもり食べました。元気のいい14名は食欲も旺盛でrす。この日は、カレールーが少し余ったので、「欲しい人?」と声がかかると、多くの子が手を挙げました。机間巡視すると、多くの子がカレーライスをこれでもかと口に運んでいました。
「すごいね。完食だね」と声をかけると、「おいしいカレーで、いっぱい食べたよ」と言っていました。
廊下にいた2年生は、「昨日の夜と朝ご飯がカレーだったよ。給食で3回連続!でも、大好き!」と教えてくれました。ほぼ全員が完食!お見事でした。
下校指導の1年生 250410
年度はじめ、1年生は11時30分に下校しています。これは、1年担任と担任外が手分けをして、グループの児童を保護者が待つポイントまで引率するものです。下校の方面・コースは、リボンの色で分かれています。子どもたちは歩きながら、外で活動する上級生に、元気よくバイバイをしていました。歩きながら、「ぼく、お姉ちゃんがいるんだよ」「ここに、きれいな花が咲いているよ」など、いろいろな楽しい話をしてくれました。
明日からは待望の給食が始まります。すでにメニューを知っている子もいて、「カレーだよ」「楽しみ」と教えてくれました。
午前中教室をのぞいてみると、1年生が自己紹介をしていました。子どもたちは、ちょっと恥ずかしそうに前に出てきました。①自分の名前、②保育園・幼稚園・こども園の名前、③兄姉のこと、④好きなもの、⑤楽しみなこと、⑥よろしくお願いしますといった内容を発表しました。「お兄ちゃんは、◇年生の△△です」と言うと、すかさず「知ってるよ」という声があがりました。「好きなもの」では、果物を挙げる子が目立ちました。「楽しみなこと」では、算数や体育など勉強のことを挙げる子が多かったです。話を聞く姿勢は、この日も良好でした。
発育測定始まる 250409
年度はじめの発育測定が行われています。この日は、1年生からスタート。会場となった多目的室に、次々と子どもたちが入ってきました。「何の部屋かな?」番号順に並んで、身長や体重を測りました。いつもは男女混合ですが、この日ばかりは男女別です。
子どもたちは、半袖・短パンになり、髪が長い子は結んでいます。ある3年生は、「去年より大きくなったよ」「食べ過ぎで、体重が増えちゃったな」と悲喜こもごものようです。発育測定が終わった子から、衝立の前で年度初めの顔写真を撮影しました。
3年生、初理科で本領発揮! 250408
新しいクラスになり、授業も順調にスタートしました。3年生になると社会や理科、外国語活動、総合的な学習の時間が始まります。
この日は、はじめの理科で「自然観察ビンゴ」を行いました。ビンゴでは、「赤い花」「ギザギザした葉」「足がたくさんある生き物」などをみつけたらチェックします。この活動を通して、身のまわりの生物の様子について、色、大きさ、手触りなど諸感覚で確認できる特徴をとらえさせます。また、ビンゴ表にかかれた動物や植物をゲーム感覚で探すことで、身近な自然の多様性を諸感覚で確認させます。
新3年生は、好奇心の探究心も規格外!子どもたちは、校庭や花壇、アルプスでいろいろな植物や小動物をさがしました。ハコベやオオオイヌノフグリ、ホトケノザなどの植物、アリ・ハサミムシやハチの死がいなどを見つけるたびに歓声があがりました。「もう一列揃ったよ!」「ぜひとも、動物が見たいなぁ」「色・形・大きさをかかなきゃ」といった声も聞こえてきました。教室で説明されたスケッチのコツを、はやくもしっかりマスターした子もいました。
ピッカピカの14名が入学! 250407
本日、14名のかわいい1年生が津久田小の門をくぐりました。入学式には、2年生~6年生が参加し、教職員・来賓・保護者の皆様と一緒に新入生を歓迎しました。
花のアーチをくぐって新入生が入場してくると、大きく温かな拍手が起こりました。広い会場と大勢の人を目にして、多くの子が幾分緊張気味です。大胆にも、にこやかな顔の子、堂々とした歩きっぷり子もいました。
まもなく入学認定の呼名。今年の子たちは、大きな声で「はい」と返事をして、ペコリと礼をしていました。「1年生は立ちましょう」「座りましょう」という号令にも、戸惑うことなく反応していました。
この日ステージに上がったのは、校長・PTA会長様、児童代表でした。最初に校長は、私たちの体の部分の使い方を教える素敵な言葉について話しました。「口」は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。「耳」は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。心で聴くのです。 「目」は、人の良いところを見るために使おう。 「手足」は、人を助けるために使おう。 「心」は、人の痛みが分かるために使おうと。続いて、PTA会長様に祝辞をいただきました。
さらに、児童代表が歓迎の言葉を述べました。津久田タイムや学校行事の楽しさなどを挙げ、これから始まる学校生活への希望を抱かせる内容になっていました。1年生は神妙な顔つきで耳を傾けていました。
校歌紹介では、在校生と新入生が向かい合いました。子どもたちは、はっきりとした言葉で、自信を持って校歌を届けてくれました。これから何度歌うことになるでしょぅ。1年生に送る歌「1年生になったら」は、在校生と一緒に声をあげました。ウキウキするようなピアノ伴奏に乗って、体育館いっぱいに初々しい歌声が響き渡りました。
1年生は、式を通して身体をムズムズさせることもなく、多くの皆様から大絶賛を浴びました。
入学式終了後は、駐在さんから交通安全に関するお話を聞きました。担任からの学校生活に関する話は、一緒に聞いていたお父さん・お母さんがしっかりメモをとっていました。最後は、お待ちかねの記念写真です。カメラマンの指示で、ステージいっぱいに親子で並びました。
令和7年度、決意新たに! 250407
本日は新任式と始業式からスタート!新学期の重い荷物を抱えた子どもたちは、担任が誰になるのか楽しみです。朝玄関で「今年は××先生かな…」という予想を聞かせてくれた子もいました。子どもたちは、大いなる希望とちょっとした不安をかかえながら体育館に集まりました。
最初に、新任式が行われ、新しく赴任した3名の教職員の紹介が行われました。一人ひとりの楽しいあいさつに子どもたちも身を乗り出して聞いていました。
続いて始業式が行われ、校長は、①水をやらなくても育つキラキラの木を満開にしよう!②ワクワクしながらいろいろなことに挑戦して、笑顔を増やそう!③元気いっぱいの学校にしていこう!と呼びかけました。
教科書授与では、校長から児童代表の6年女子にズシリと重い教科書が渡されました。1年間の授業の重みが感じられたことでしょう。
子どもたちが、今か今かと待っていたのが担任発表。こっそり「夜、眠れませんでした」と教えてくれ子もいるほどです。校長から名前を呼ばれた担任から、子どもたちが作る花道を通ってステージ前に並びます。期待している子どもたちに、「校長は…」と、まずは肩すかし。いよいよ1年担任から発表です。会場では、担任名が発表される度に歓声と拍手がわき起こります。式後には、「ぼくの予想がはずれたよ」「やっぱり◇◇先生だった」といった声が聞かれました。
始業式後、各教室では担任の所信表明演説や教科書の配布が行われました。2年生の教室では、教科書をペラペラめくりながら決意を新たにした子が見受けられました。
令和7年度の津久田小は、94名の子どもたちと19名の職員でのスタートです。
お見事!段取りのよい準備作業 250404
本日、5・6年生が入学式や新年度準備のために来校しました。
入学式会場となる体育館では、6年生がシートを拭いて、椅子やテーブルを並べました。その後、ステージを飾り付けやトイレ清掃を行いました。さすがに卒業式の準備を経験しており、その経験を生かして手際よく作業を進めていました。はじめに物差しで間隔を測り、気持ちよいほど等間隔に椅子を並べ上げました。シートも汚れをきれいに拭き取り、ピカピカです。また、サイネリアやパンジーも、手際よく並べていました。これらによって予想時間よりかなり早く仕上げました。問題解決を行う上で重要な「段取り力」が育ってきたので、頼もしい限りです。終始、黙々と仕事をしている子どもたちのの姿をみると、「津久田小の顔として頑張ってくれそうだな」とうれしくなりました。
校舎内のトイレの掃除は、5年生が担当しました。その他、廊下や玄関・下駄箱の水拭き、教科書や給食着の運搬などの新年度準備や1年生の教室の飾り付けにてきぱきと働いてくれました。1年生の教室は時間がかかりましたが、心がこもった飾り付けができたようです。
各グループの作業終了後、体育館に集合して歌の練習を行いました。校歌や「1年生になったら」では、活発な5年生に引っ張られながら、6年生も徐々に大きな声が出てきました。
両学年とも、これから様々な学校行事はもちろん、植栽活動やクラブ・委員会活動、津久田タイムのリーダーとしての活躍が期待されます。