エコムーブ号参上! 260206
6年理科「生物と地球環境」で、移動環境学習車「エコムーブ号」を招聘しました。「エコムーブ号」は、群馬県が学校で行う環境学習を支援する「動く環境教室」を行う移動環境学習車の名称です。昼休みに、車にたくさんの実験器具を積んだ「エコムーブ号」が体育館に横着けされていました。
5校時は、「川や池の水質を調べてみよう」です。地球は水の惑星と呼ばれていますが、全世界の水のうち、真水は3%しかありません。さらに私たちが利用できる水は、わずか0.8%です。とても大切な水にもかかわらず、家庭排水が川に流れていくため、水が汚れ魚がすめなくなってしまった川もあります。そこで、身近な川や家庭からの排水、池などの水質を調べます。事例として、醤油を水で1,000倍に希釈したものを捨てると、魚がすめるまでに回復するのに、かなりの水が必要なのに驚きました。今回は試料として、県庁下幸の池、理科室のメダカの水槽、子持横堀の池の水(目視による汚染が確認される)から採取した水を用意しました。
グループに分かれて、実際に子どもたちが水質調査を行います。ペッテンコーヘル水温計による温度測定、パックテストによるCOD測定、デジタル溶存酸素計による溶存酸素の測定、1m透視度計での透視度測定と順に行われました。「(大きな)温度計を入れてよ」「バックテストの結果、色が若干違うね」「視力によって透視度がちがうのかな」「幸の池は、意外に濁っていたよ」といった声が聞かれました。
最後に、水質調査の結果をまとめると、幸の池、利根川の水は水質が良好(鮎やサケの生息可)でした。一方、子持横堀の池の水には、鯉やフナしか住めない(アオコが多いので溶存酸素は多い)ことが分かりました。
6校時は、「発電から地球温暖化について考えよう」です。今、地球温暖化によると思われる現象が世界的な規模で見られ、大きな問題になっています。電気を作る方法を見ると、二酸化炭素の排出量が違うことが分かります。そこで、いろいろな方法で電気をつくり、環境に優しいエネルギーは何か。また、地球温暖化を防ぐ方法について考えました。 早速、グループごとに、各種発電を体験できるブースを回ります。火力発電機・水力発電機のブースは、セットしてある火力発電機で羽根車が回る様子を観察しました。ここでは、「発電所は山にあるのかな(海の近くで)」「蒸気で羽根車が回るよ」「高速回転だ」というつぶやきが聞かれました。さらに、ポンプを押して水力発電を体験しました。水力発電機のモーターの端子には、発光ダイオードやICメロディ、電圧計がつながっていました。ここでは、「二酸化炭素は出ないね」という気付きがありました。
続いて風力発電機・太陽光発電ブース。子どもたちは、モーターに風車をつけた風力発電機を団扇であおぎます。一所懸命あおいでもなかなか風車が回らない子もいます。電気が起こると発光ダイオードやICメロディが知らせてくれました。太陽光発電では、ドラえもんやバッタのソーラーカーが用意されていました。子どもたちは童心に返って、太陽光パネルに光を当てていました。ここでは、「垂直に当てるんだよ」「手がムズムズするよ」「おい、体育館の真ん中まで行くなよ」といった楽しそうな声が聞かれました。
最後は燃料電池ブースです。燃料電池は、水素と酸素から水をつくる時の化学エネルギーで直接電気を得る装置です。子どもたちは、燃料電池実験器にお馴染みの手回し発電器をつなぎ、50回ほど回しました。これを、オルゴールを実験器につなぎ直します。「水素の泡が出てきたよ」「オルゴールが聞こえる、聞こえる」という声が聞かれました。実験の後には、「水質汚染を抑制するために、生活の中で何をする?」「地球温暖化を抑制するために、生活の中で何をする?」という問いの答えを出しました。
寒風吹きすさぶ中、環境学習サポーターの皆様、ありがとうございました。
手作りこんにゃくに舌鼓 260205
3年生が総合的な学習の時間「こんにゃく博士になろう」で、こんにゃく作りを行いました。講師は5年生が米作りでもお世話になっている角田さんです。今まで、子どもたちは、こんにゃく全般についての調べ学習も行ってきました。いよいよ活動もクライマックスに近づいています。
こんにゃくづくりは、①こんにゃくいもを洗う→②短冊型に切る→③40秒程度ミキサーにかける→④15分~20分鍋に入れて火にかける→⑤凝固剤で固め、型に入れるというプロセスからなります。
まず、こんにゃくいもをよく洗い、包丁で短冊に切りました。大きなこんにゃくがサクサクと小気味よく短冊になっていきます。こんにゃくいもの重さから適切な凝固剤(炭酸ナトリウム)の量をとることです。
次に、短冊型に切ったいもをミキサーに投入しました。子どもたちは、ミキサーの蓋を押さえる役に徹します。みんな蓋に触りたくて、周りからたくさんの手が伸びてきました。すると、牛乳のように真っ白になりました。「うわぁ!牛乳みたい」「すごい音がするね」「カニの匂いがするね」という声が聞かれます。
牛乳のようなったいもは、次々に大鍋に投入されていきます。角田さんがしゃもじでかき混ぜました。続いて、子どもたちがかき混ぜていきます。「力がないとできないかなぁ」「ゼリーみたいだね」と子どもたち。底の方までしっかりかき混ぜる子もいます。「おばあちゃんが作るの見てたんだよ」とは、その子の弁です。たしかに、時間が経つにつれてゼリーのようになってきました。凝固剤を入れてかき混ぜるのは、もちろん角田さんです。型に入れると間もなくコンニャクが固まり始めました。
「早く食べたいなぁ」という声があちこちから聞こえてきました。角田さんが事前に作っていただいた大量のこんにゃくが登場しました。厚みのある三角形に切られ、コクがありそうな味噌がかかっています。「大きなこんにゃくだね」「味噌がおいしいね」「もっと食べたいよ」という声が聞かれました。何度もお代わりする子がいました。この日作ったこんにゃくは、翌日湯がいて持ち帰る予定です。
体育館は熱いアリーナ! 260204
校内なわとび大会は、運動会・持久走大会に引き続き団対抗戦になりました。これを受けて、今年初めての体育集会では、低学年・高学年に分かれて出場種目を決めました。低学年の団対抗種目は、あやとび・交差とび・二重とび・30秒早回しになりました。一方、高学年は、後ろあやとび・二重とび、はやぶさ、30秒早回しになりました。各団が集まっている教室をのぞくと、6年生を中心に作戦を練っていました。果たして、自分が出たい種目にエントリーできたでしょうか?
子どもたちは、校庭や体育館にセットされたなわとび台も駆使して計画的な練習が行われました。実際、各団とも、厳寒の体育館をホットにする熱戦が繰り広げられています。くり返し練習してきて、自己ベスト更新を目指す子が増えてきました。厳寒の体育館が熱闘のアリーナです。
この日は、朝から「超緊張する!」という子が続出しました。体育館は、測定する教職員が椅子に座って、ズラリ12名。子どもたちは、一発勝負(実際は2回測定)に緊張感を持って臨みます。最初の種目は、スピード勝負の「30秒早回し」です。駆け足をする子、左右に傾けながらとぶ子、両足を揃えて高くとぶ子など様々です。最初は、どれだけ正しい姿勢とペースで跳ぶかが重要です。徐々に上達すると、いかにしてトップスピードをあげてミスをしないようにするが重要になります。高学年になるにつれて、そんなスキルを持った子が増えてきます。実際、なわがうなりを上げるほど高速回転する子がいます。一方、緊張のあまり何度も足に引っかかる子もいました。
続いて、「あやとび(低)・後ろあやとび(高)」に移りました。周囲を取り囲んだ各団からは、「がんばれ!」「もう少し!」という声援がかかります。高学年では、10分を越える勝負に一段と大きな声援が起きました。
「二重まわしとび」では、激しい戦いが行われました。本番が始まると軽快になわが回り始めます。ひっかかるまいとがんばる子どもたちですが、時間が経つにつれて無理な体勢になっていきます。さすが高学年では、手の位置・とぶ高さが一定で機械のようでした。
高学年では、難種目「ハヤブサ」に出場する子が集まりました。測定も難しくなります。ライバル意識が旺盛だったのでしょう。互いの顔を見て、触発し合っていました。きれいな姿勢で高くとびあがる子が目立ちました。
大会の優勝は、この日の記録に時間とびの記録が加わって決まります。優勝は、どの団になるでしょうか?
いざ挑戦!大根抜き 250203
スーパーや道の駅に並ぶ野菜は、この季節しか食べられないということも少なくなりました。子どもたちから冬の食べ物としてイチゴが出てくることも珍しくありません。冬野菜として昔から親しまれているものに大根があります。ちなみに、北海道では、大根を収穫した後に行う「大根抜き」という遊びがあるそうです。
冬の晴れ間の下、いよいよ大根の収穫の時が来ました。勇み立つ2年生。「大きな大根を引っこ抜くよ」「大きなカブじゃないだよ」「簡単に抜けるよ」「でも、本当に大きくなってるの?」…。さて、どうでしょうか?
軍手をはめて、いざ出陣!あいにく教室前の畑は、土がしっかり固くなっています。おまけに外に出ている葉も縮み上がっています。葉にとりついた子どもたちからは、「よいしょ!」という苦悶の声が聞こえます。しばらくして、「採れたよぉ!」という声が聞かれました。すると、近くの子も抜け始めました。「ぼくの小さいよ」「こっちは、大きいよ」「競争だ!」声が聞かれました。一人では抜けないものは協力し合って抜いていました。「抜けない!」「葉っぱじゃなくて青いところを持つんだよ!」と助け合います。
大きな獲物が捕れた子は、カメラの前でパチリ。収穫物を並べてみると、小ぶりなモノが思ったよりたくさんありました。子どもたちにとって、よいお土産になったようです。
分けられるかな?酸とアルカリ 260202
まもなく卒業までのカウントダウンが始まる6年生は、理科で「水溶液の性質とはたらき」を学習中です。6年生になると実験がやや複雑になり、誤った手順を取ると非常に危険になります。ここでは、塩酸やアンモニアが初登場します。
単元の冒頭、無色透明な5種類の水溶液を見たり、においを調べたり、水を蒸発させたりして、物質名を当てました。「みんな似てるよ」「でもCの試験管は臭うよ」「Eはシュワシュワ泡が出てるよ」といった声が聞かれます。グループで、時に名探偵コナンになって、今までの経験や既存の学習内容を使って考えを戦わせました。どのグループも、見事に5種類の物質名を当てました。
この日の課題は、身の回りの水溶液を酸性・中性・アルカリ性に分けることです。酸・アルカリとは、水溶液の性質のことです。その性質は、酸性・中性・アルカリ性に分けられます。色変わりのもとをとかした水は酸やアルカリの度合いによって、赤や緑、青などに色が変化します。色の変化を楽しみながら、水溶液の性質を知る実験ができます。子どもたちは、身の回りの水溶液を一品持参しています。ジュース・炭酸飲料、お茶、洗剤、シャンプーとリンス、ケチャップなどです。理科室の薬品や重曹・クエン酸・酢などとともに活用します。ガラス棒に一滴つけて、リトマスに付けていきます。「シャンプーって、青いリトマス紙が赤くなるよ」、「クエン酸も…」「炭酸飲料も酸性」「酸っぱいモノが多いね」というつぶやきが聞かれました。
「次回は、塩酸に金属を入れてみるよ」とよこくすると、「爆発するんじゃ?」「そんなことないよ」という声が聞かれました。